いざ雇うとなれば

いずれ、万が一、まかり間違って僕が社長になる日が来るとしよう。仮に。

そうなったとき、どんな秘書を雇いたいかなとふっと考えることがあるけど、段取りの良さはあるに越したことないけど、気遣いと思いやりのある人がいいなぁと素直に思ったりする。仕事テキパキの完璧超人、だけど性格はクールで無口で短気ときたら、それは多分全然一緒にいて面白くない。

職場に置くべき人材のひとつに、キレイorかわいい女性(仕事は出来なくてもよい)がある。なぜか、男性陣はそういう女性が1人職場にいるだけで、生産性が上がるのだとか。まぁ男性というのは元来、カッコつけな面が否めないので、それもわからんでもない気がする。僕は秘書に置くならばそういう人が良い。ただし絶対譲れない条件は女性であるということ。

そういえば、ドラマなんかでは秘書っぽいポジションに座ってる人が、実は愛人契約をしていて月々のお小遣いをウン十万もらいながら、身の回りの世話も一緒にするみたいな描写があるけど、そんなの実際あるんだろうか。愛人なだけで秘書ではないのか?六本木ヒルズとかに住めればそういうこともできるってこと?僕のような貧困層には到底考え付かない世界が、きっと富裕層の世界には広がっているんだろう。

今の会社は、本社が遠く社長に会うことなんてめったにないんだけど、もしや社員名簿に部署名が書かれていないだけで、秘書的役割の人もいるのかもしれない。平社員の立場で考えれば、秘書が毎朝読み上げるスケジュールの話とか、自分でやったほうが楽なんじゃねーの?と思ったりします。まぁ、それだけ力のある人なんだよっていうドラマ的表現が、秘書というもののスタンダードなイメージになって、今回の僕みたいな思い違いを生んでいるのかもしれません。実際、そうやって秘書を抱えてる人がもし居るとしても、ごくごく一部の世界での話なんだろうな、と思っています。



有能な秘書に+1 !

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